松山商野球部の初代監督・近藤兵太郎が台湾の野球殿堂入り【愛媛】
松山市出身の野球指導者、近藤兵太郎が台湾の野球殿堂に選ばれました。
きょう、「近藤兵太郎をたたえる会」の林司朗会長らが県庁を訪れ、中村知事に近藤兵太郎が外国人としては初めて台湾の野球殿堂入りを果たしたことを報告しました。
近藤兵太郎は松山商業高校野球部の初代監督を務めた野球指導者で、1931年には台湾の嘉義農林学校野球部を甲子園準優勝に導きました。
「近藤兵太郎をたたえる会」窪田欣也副会長:
「非常に環境の厳しい中での業績であるということで大変喜ばしいことですし、我々松商の同窓生としても誇りに思ってます」
ミュージカルで近藤兵太郎役を演じる岩渕敏司さんも出席していて「ものすごい役をやっていることに責任感を強く感じている」と、今の思いを話していました。
近藤兵太郎が主人公のミュージカル「KANO」は、東温市の坊っちゃん劇場で来年の3月まで上演されます。