香川県の鳥インフル受け 県内114の養鶏場に緊急消毒用の消石灰配布【愛媛】
先週、香川県で高病原性鳥インフルエンザが確認されたことを受け、きょう、県内の養鶏場に緊急消毒用の消石灰が配布されました。
けさ、伊予市内で14万羽のニワトリを飼育する南伊予養鶏には、20キロ入りの消石灰169袋が運び込まれました。
この消石灰の配布は、今月6日に香川県三豊市の養鶏場で高病原性鳥インフルエンザが発生したことを受け、県内での鳥インフルの未然防止のため県が実施したものです。
南伊予養鶏 氏兼盛昭社長:
「今まで以上に厚くまくとか、範囲を広くしてまくとか使う量はかなり多く使う、この冬場は。そこら辺を用心する」
県中予家畜保健衛生所 谷修所長:
「農場にウイルスを入れないように、今回の消毒も含め、飼養衛生管理基準をしっかり守っていただいて頑張ってもらいたい」
県によりますと、現時点で県内の養鶏場のニワトリに異常はないということです。
県は、あすまでに県内114の養鶏場におよそ5000袋100トンの消石灰を配布することにしています。