2月2日は「節分」一足早く鬼がやってきた!鬼の町でも園児が豆まき
今年は4年ぶりにあさって2月2日が節分です。松山で、そして“鬼”が付く町で。子どもたちが一足早い…“必死”の豆まきです。
きょう、松山市の勝愛幼稚園では一足早い節分イベントが開かれていました。
年少クラス学年主任 大川知代先生:
「鬼さんの嫌いなもの、これなんだ?」
園児たち:
「まめー」
大川先生:
「そう、これお豆さんです」
園では毎年、子どもたちに日本の伝統文化を体験してもらおうと豆まきを行っているということで…
おや?教室に太鼓の音が聞こえていました。すると…
「鬼は外!福は内!」「きゃー!」
職員が扮した7体の鬼が代わる代わる教室に。
必死に豆を投げる子もいれば…年少クラスでは子どもたちが先生の後ろに隠れ、10人ほどが先生を盾にして必死の防御です。
それでも、勇気を振り絞り大きな声を出しながら豆を投げつけ、鬼を退治しました。
園児:
「えーん、あああああああ!」
記者:
「どうしたん、どうしたんこわかった?」
園児:
「はぁいいい…」
記者:
「何が一番怖かった?」
園児:
「あかおに~」
園児:
「怖かったけど、ちょっと楽しかったです。お豆を投げたりするのが楽しかったです」
愛媛県鬼北町。道の駅「森の三角ぼうし」で開かれた豆まきには、地元の園児、およそ30人が参加しました。
鬼の飾りを身に着けて、豆まき会場に向かうと…街のシンボル「鬼王丸」のモニュメントとご対面です。
園児:
「怖くない!」「かっこいい!」
そしていよいよ、お待ちかねの豆まきです!
「福はー内 鬼もー内」
鬼北町では「鬼」をブランド化の柱にしようと、10年前に鬼王丸の巨大モニュメントを設置。以来、豆まきの掛け声も、親しみを込めて「鬼も内」です。
園児:
「楽しかった」
Q.鬼に怒られないようにどんなふうに過ごす?
「(妹と)けんかしない!仲良くする」
「鬼の町」ならでは、ちょっと変わった節分の風景です。