大洲市で野生のフクロウが鳥インフル感染 野鳥の陽性確認は県内初
フクロウの陽性確認です。10日、西条市の養鶏場で鳥インフルエンザが確認されましたが、11日、大洲市内で野生のフクロウが死んでいるのが見つかり、愛媛県は検査の結果、鳥インフルエンザに感染していたと発表しました。
県によると、11日大洲市内で、野生のフクロウ1羽が死んでいるのが見つかり、遺伝子検査の結果、鳥インフルエンザの陽性反応が確認されたということです。野生の鳥の陽性確認は県内では初めてです。
現時点で病原性は分かっておらず、今後、検体を国の機関に送り確定検査を行うということです。
県は、死んだ野鳥を見つけたら素手で触らず、県の機関などに連絡してほしいとしています。
また12日、県の臨時会見で中村知事は、西条市の養鶏場で確認された高病原性鳥インフルエンザの現状を報告しました。
中村知事:
「6万1540羽の殺処分を終えたほか、処分したニワトリ等の焼却処理も並行して開始しているところでございます」
県は、鳥インフルが確認された養鶏場など3つの養鶏場のニワトリおよそ23万羽の殺処分を進めていて、作業は来週後半に完了する見込みだということです。