県内のインフル患者数が2週連続で増加 注意報レベル超え 14歳までの感染が多く【愛媛】
愛媛県は、感染対策の徹底を呼び掛けています。県内の感染症の患者報告数、インフルエンザは依然として増加傾向です。
県によりますと、今月9日からの1週間で県内の定点医療機関に報告があったインフルエンザの患者数は1定点あたり18.45人と前の週と比べて1.76人増え、2週連続の増加となりました。
保健所別では、松山市で25.06人、四国中央で23.40人、八幡浜で17.57人など、いずれも注意報の基準となる10人を上回っています。
特に14歳までの感染が多く、学校などの集団生活を通じた感染拡大が懸念されています。
県は、咳エチケットやこまめな手洗いなどの感染対策の徹底と合わせて、インフルエンザワクチンの早めの接種を呼び掛けています。
一方、新型コロナは1定点あたりの患者報告数が県全体で3.92人と、5週連続で減少しました。