県内各地で新たな一歩!鉄道業・薬局・農業の“新人さん”に聞いた「私のココを活かします!」
きょう、県内各地で新たな一歩を踏み出した愛媛の‟新人さん”に聞きました!
「業界で、私のココを活かします!」
まずは5年ぶりに行われた伊予鉄グループの合同入社式です。伊予鉄道でも坊っちゃん列車が一時運休となるなど、運転士不足が深刻化する鉄道業界。
今年度、伊予鉄道は過去10年間で最多となる15人を採用しました。このうち10人は車掌として採用され、将来運転士の資格取得を目指します。
伊予鉄道に入社 上甲凜さん:
「坊っちゃん列車などの運転士になりたいと思い入社しました。学生時代に接客業のアルバイトをしていたので、その経験を活かしてお年寄りから小さな子どもまで誰に対しても優しく接していける人になりたいと思っています」
伊予鉄道に入社 渡部寧々さん:
「明るいところと元気なところという長所を活かして、お客さまに元気になってもらえるような車掌になりたいと考えています。新社会人、出発進行!」
一方こちらは、愛媛を中心に246店舗を構えるレデイ薬局の入社式です。
白石明生社長:
「(コロナを経て)登録販売者も薬局で働く薬剤師もエッセンシャルワーカー、医療従事者として非常に注目されています。ぜひその自覚を持って生活してほしい」
毎年、県内外に10から15の新しい店舗の出店を続けていて、採用活動に力を入れているというレデイ薬局。
前の年度と比べて35人多い薬剤師19人、総合職73人のあわせて92人が入社しました。
代表挨拶 大野将也さん:
「レデイ薬局社員の名に恥じぬよう社員として成長し地域社会と地域の方々に貢献できるよう日々全力で取り組んでまいります」
新入社員に聞いた、「ドラッグストアで私のココを活かします!」
総合職 加藤綾乃さん:
「人から頼られること、悩み相談だったり頼りにされることが多いので今までの経験を生かしてお客様からも頼られたいと思っています」
薬剤師 大野将也さん:
「質問されたこととか必要と感じられていることを(薬剤師の知識で)適切に対応することで、弊社を気持ちよく利用してもらえるよう努めたい」
続いての「業界で、私のココを活かします!」は…
県内有数のミカンの産地宇和島市吉田町。
ミカン園地を訪れたのは、あさって開校するJAえひめ南・みかん学校の研修生たちです。
入学を前に、きょうは、実際にミカン山に入り“先生”役のJA職員から指導を受けました。
JAえひめ南 就農支援室 山内隆次さん:
「中晩柑紅プリンセスとかそういうのがないので、またここに植栽しようかなと思ってますで研修で使う」
ミカン農家を目指し、5人はこれから最長2年間、かんきつ栽培の基礎知識や農業器具の使用方法などを学びます。
研修生 若藤鶴真さん:
「IT系の会社に勤めてまして分野は変わるんですけどスマート農業とかITを活用した農業も増えてきているので、今までの知識を活用して新しい技術も取り入れながら進めていけたらなと」
川野菜緒子さん:
「高齢化が進んでいると思うのでちょっとでも若い力が生かせたらと思います」
黒澤敬子さん:
「茨城県のひたちなか市から昨日引っ越してきたばかりで。もう宇和島のミカンが大好きでミカンを作るために来ました。ミカンを通じて愛媛宇和島だけじゃなく四国がどれだけいいところかというのを伝えていきたい」