「10波であるのは間違いない」コロナ患者数は6週ぶり減少も依然高い水準【愛媛】
“第10波であることは間違いない”愛媛県内の新型コロナの感染報告者数は依然として高い水準が続いています。受験シーズンのこの時期、医師は改めて感染対策の重要性を訴えています。
松山市内のクリニックです。
越智クリニック 越智邦明院長:
「今ウイルスが10波であるというのは間違いない」
こちらのクリニックでは、今年に入り発熱外来のほとんどが新型コロナとインフルエンザの患者だと言います。
県によりますと、今月5日から一週間の新型コロナの患者報告数は、1定点医療機関あたり18.13人。6週ぶりに減少となりましたが全国平均と比べて愛媛は4.38人多く、依然として高い水準が続いています。保健所別では、四国中央、西条、中予で20人を超えています。
また、インフルエンザの報告数は、1定点医療機関あたり14.77人と注意報レベルが続いています。
越智邦明院長:
「中には同時感染、コロナにもかかりインフルエンザA型にもかかるという状態も珍しくなくなってきている」
越智医師は、受験シーズンに入り、改めて基本的な感染対策が必要だと話します。
越智邦明院長:
「手洗いうがいマスクは必須であることが色んな例を通して、それを怠っていると感染していると。大事な受験の機会を失った人を私は患者さんとして診てます。もう後の祭りなんですけど」