「電力会社社員」「警察官」を名乗る男から電話 50代女性が910万円だまし取られる【愛媛】
愛媛県警察本部
愛媛県松山市の50代の女性が、電力会社の社員などを名乗る男に910万円を騙し取られる特殊詐欺事件が発生しました。
警察によると、10月、松山市の50代の女性の自宅に電力会社の社員を名乗る男から「電気代が支払われていない」などと電話がありました。
その後、警察官を名乗る男から「暴力団員を捕まえたらあなた名義の通帳が見つかった」「新たな口座を開設し、銀行に預けている現金を指定の口座に移してください」などと電話がかかってきたということです。
女性はこれらの電話を信用し、金融機関で開設した口座の情報や個人情報などを男に伝え、合わせて910万円をだまし取られたということです。
警察では「電話でお金の話になればまず詐欺を疑い、電話を切って警察へ通報をしてほしい」と呼び掛けています。