特定外来生物「セアカゴケグモ」四国中央市土居町で発見 見つけた場合は市や町に連絡を【愛媛】
特定外来生物に指定されているセアカゴケグモが四国中央市内の事業所とその近くの公園で見つかりました。
これまでのところ、咬まれたり健康被害を訴えたりする人は確認されていません。
四国中央市によりますと今月24日、市内土居町の事業所からセアカゴケグモがいるようだなどとする通報があり調査したところ事業所の敷地内でセアカゴケグモ10匹と複数の卵が発見されました。
また、県とともに調査した27日にはこの事業所周辺の公園からセアカゴケグモ19匹と複数の卵が確認され、いずれも全て殺処分されました。
特定外来生物に指定されているセアカゴケグモは全体が光沢のある黒色で腹部に赤色の模様があり、かまれると痛みや腫れを引き起こし、重症化すると吐き気や腹痛などの全身症状がでるということです。
県によると、これまでのところクモに咬まれたり健康被害を訴えたりしている人はいないとしています。
県内ではこれまでに8つの市や町で178件のセアカゴケグモの発見事例があり、県では、見つけた場合は最寄りの市役所や町役場などに連絡して欲しいとしています。