県内のインフルエンザ患者数が3週間ぶりに増加 全域で警報レベルつづく【愛媛】
愛媛県内の感染症の患者報告数、インフルエンザ新型コロナともに、前回調査より若干増加しました。3週間ぶりの増加となります。
まず、インフルエンザの患者数です。
県によりますと、11月13日からの1週間で県内の定点医療機関に報告があった患者数は1定点あたり17.39人と、前の週から0.93人増えました。
保健所別では松山市が県内最多で21.29人となり、前の週に比べて5.11人増えました。
このほか今治で19.88人、中予や宇和島で18.29人と、いずれも20人近くの感染者が報告されています。報告された患者数は3週間ぶりに増えており、県内全域で見ると警報レベルの感染状況が続いています。
一方、新型コロナの患者数は1定点当たり2.05人とこちらも3週間ぶりに増加しました。
県では、年末年始にかけて感染が広がる恐れがあるとして引き続き、定期的な換気やこまめな手洗い、場面に応じたマスクの着用など基本的な感染対策の徹底を呼びかけています。