「子どもの教育費に」愛媛銀行の50代パート従業員が顧客預金から1930万円着服し懲戒解雇
愛媛銀行 吉田支店
「子どもの教育費や仕送りなどに使った」
愛媛銀行の女性従業員が顧客の預金から不正に金を引き出すなどして、5年間で1900万円余りを着服していたことが分かりました。
愛媛銀行によりますと、着服していたのは宇和島市の吉田支店に勤務していた50代のパート従業員の女性です。
年金業務に携わっていた女性従業員は、顧客から不正に預かったキャッシュカードでATMから金を引き出すなどして、2018年7月から先月までに8人の顧客からあわせておよそ1930万円を着服していたということです。
顧客の家族から問い合わせを受け発覚したということで、女性従業員は「子どもの教育費や仕送りなどに使った」と話しているということです。
愛媛銀行は女性従業員が着服した金を顧客に全額返済していて、警察に被害届を提出するとともに本人を10月31日付で懲戒解雇処分としています。