被害総額は約5億6000万円 愛媛県内でSNS型投資詐欺とロマンス詐欺が増加 県警が注意呼びかけ
愛媛県内の被害総額はおよそ5億6000万円。県警は、県内でSNS詐欺が増加傾向にあるとして注意を呼び掛けています。
SNS詐欺には著名な実業家などを装って投資名目でお金をだまし取るSNS型投資詐欺と、外国人などを名乗って恋愛感情を抱かせお金をだまし取るロマンス詐欺があります。
県警によりますと、去年一年間に県内では投資詐欺が43件、ロマンス詐欺が33件発生していて、被害総額はあわせておよそ5億6000万円に上るということです。県警は「SNSでの投資の誘いは無視するなどし、少しでも怪しさや不安を感じたら警察に相談してほしい」と呼びかけています。
また県警では、組織犯罪対策課の参事官をトップとしたサイバー犯罪対策課や捜査二課などから構成されるプロジェクトチームを設置し、対策を強化していく方針です。