デジタル技術で地域課題解決めざす「トライアングルエヒメ」中間報告会
デジタル技術を活用して地域の課題解決を目指す県の「トライアングルエヒメ」。きょう、中間報告会が開かれました。
トライアングルエヒメはデジタル技術を活用して地域課題の解決を目指す県のプロジェクトで、開始からおよそ3年間で県内外の事業者から提案があったおよそ100件の事業を採択しています。
きょうの中間報告会では、現在進行中の8つのプロジェクトの事例が発表されました。
このうち、デジタル事業を手掛ける会社は、八幡浜市真穴地区のみかん農家と共同で、園地に120台の土壌水分センサーを設置し、アプリ上で農地の水分などを管理する農業のDX化に挑戦。
このシステムを導入し、きめ細かい水分管理が可能になったことで柑橘の品質を高め、かつ収穫量の増加に繋がり、今年増収が期待されているということです。
県の担当者は「今後、プロジェクトの成果を地域に定着させ、県内全体に広げていきたい」としています。
最終更新日:2024年10月8日 17:52