手術後も気兼ねなく大浴場へ 乳がん経験者たちがゆったり交流“乙女温泉”四国で初企画【愛媛】
乳がんを経験した人も大きな湯船で、気兼ねなく安らぎのひと時を。松山市の温泉施設で入浴イベントが開かれました。
22日、松山市中野町の「ていれぎの湯」で行われた“乙女温泉”。
乳がんの治療を経験し術後の傷跡が残っているなど入浴の際に人目が気になる人にも、大きな湯船で気兼ねなくリラックスしてもらおうと開催されました。
乳がん経験者たちの交流のための団体が全国で企画していて、四国では、今回が初めてです。
乳がん経験者にも負担の少ないヨガをするなど、およそ20人の参加者は心と体をリラックスさせていました。
主催したリボンアールの渡辺愛代表は「お風呂の力を借りて心も裸になって仲良くなって、みんなの居場所が出来ていくようなつながりが広がっていけば」などと話していました。
この“乙女温泉”、今後も県内各地で実施していきたいということです。