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「全身全霊を込めて」被災地に向け松山駐屯地の部隊が出発 輪島市で被災者の生活支援活動に

2024年1月5日 19:22
「全身全霊を込めて」被災地に向け松山駐屯地の部隊が出発 輪島市で被災者の生活支援活動に

今月1日に発生した能登半島地震。

陸上自衛隊松山駐屯地の部隊がきょう、被災地・石川県に向け出発しました。

陸上自衛隊・松山駐屯地から石川県輪島市へと出発したのは第14高射特科隊です。

陸上自衛隊 第14高射特科隊 鶴ヶ野翔太隊長
「一人ひとりができることは少ないかもしれないけれど、部隊として任務を達成できるように、それぞれ長の掌握下に入ってしっかりと実施するように」

陸上自衛隊 松山駐屯地 細川香宣司令
「ひとつは被災者の皆さんにしっかりと寄り添うこと、そして同じ活動をする仲間たちにしっかりと寄り添うこと、そして自分自身に寄り添うこと、この3つの寄り添うを徹底してもらいたい」

派遣される部隊は隊員31人と7台の車両で編成され、現地で被災者の生活支援活動にあたるということです。

陸上自衛隊 第14高射特科隊 佐々木祐一郎二等陸尉
「被災者の方々が少しでも気持ちが楽になるように、全身全霊を込めて活動していきたいと考えております」

部隊はあす朝、輪島市に入り給水や炊事、入浴設備の提供といった活動にあたる予定です。

義援金の受け付けも始まっています。

松山市役所本館では1階案内所前に募金箱が設置され、市役所職員など訪れた人が募金を行っていました。

募金箱は市役所本館のほか支所、それに市民サービスセンターなどあわせて26か所に設置されていて、集まった義援金は、日本赤十字社を通じて被災地の救援活動や復興支援に役立てられるということです。

県内では県庁や八幡浜市役所、伊予市役所などにも募金箱が設置されているほか、NPO法人うわじまグランマがあすから8日まで宇和島市のきさいや広場で募金活動を行うことにしています。