愛媛マラソン完走を目指すランナー必見!理学療法士直伝“練習後やレース中に役立つ体のケア”
愛媛マラソンスペシャルです。きょうは、完走を目指すランナー必見!理学療法士直伝の、練習後やレース中に役立つ体のケアの方法を紹介します。
開催が迫る愛媛マラソン。感動のフィニッシュに向けてランナーの皆さん練習は順調ですか?
42.195キロを走り切るためには、日ごろのケアや対策が大事。理学療法士の先生にそのポイントを教えてもらいましょう。
まずは、練習後のケア
愛媛県理学療法士会 上甲大河さん:
「走る動作というのは足首などの筋肉を縮める動きの繰り返しなので、縮んだ筋肉を伸ばすことで怪我に繋がりにくいと思います」
「(椅子に)浅めに座って足を延ばして・・・。つま先って触れますか?それを自分の方に引っ張ってください」
えがわアナ:
「ここ(ふくらはぎ)が伸びてます」
上甲さん:
「これが椅子でできるストレッチ」
体が硬くて手がつま先に届かない方はタオルを使ってもOK。
そして・・・。
上甲さん:
「右足を延ばします。かかとを付けたまま、ひざは完全に伸ばさなくても構わないのでお腹を前に倒していく。腰が丸くならないようおへそを足に近づける」
太ももの前側を伸ばすときは片足で椅子に座り、かかとをお尻に付けるイメージで。
えがわアナ:
「痛みがなくてもやった方がいいですか?」
上甲さん:
「痛みがなくても普段疲れたなとか動いたなとか、いっぱい走ったなというときはやっていただいたら」
えがわアナ:
「簡単にできていいですね」
いよいよマラソン当日。
そろそろ完走が見えてきた終盤に差し掛かって突然襲う足の痛み!
そんな時の対処法を実際にコースに出て教えてもらいました。
上甲さん:
「ランナーの症状で多いのがふくらはぎと太ももの裏・前側」
「ふくらはぎのストレッチをしていきたいと思います。(縁石や階段に)右足(片足)をひっかけます。そのまま体を起こしていきます。前に体重をかけていくと
えがわアナ:
「すごく、ふくらはぎが伸びます」
上甲さん:
「反動をつけると筋肉が縮みやすくなるのでジワーっと伸ばす」
「次は太ももの裏側が結構多いです。(ガードレールなどを)持って足を上げて上体を倒すと、これだけで太ももが伸びていく」
太ももの前側を伸ばすときは、必ず足首よりも上のあたりを持ちましょう。背筋は真っすぐ。
ランナーの皆さん!適切なケアと対処法で完走目指して頑張ってください!
第61回愛媛マラソンは2月11日(日)午前10時スタートです。