タダノ 米クレーンメーカー買収を発表
高松市に本社を置く大手クレーンメーカー、タダノが、アメリカのクレーンメーカーを、およそ141億円で買収すると発表しました。
タダノによりますと、買収するのはアメリカに本社を置くクレーンメーカーManitex(マニテックス)社です。簡易型トラッククレーンでアメリカトップシェアを誇り、タダノが2018年に株式の一部を取得していました。
今回、およそ141億円で完全子会社化することで、北米を中心とした海外での事業拡大を図ります。海外メーカーの買収はこれで4社目となり、買収額としては過去2番目の規模だということです。
タダノの海外での売上比率は現在64.4パーセント。国内需要が頭打ちになっていることから、今回の買収で海外での売上げを一層伸ばしていきたいとしています。