ことでん4年ぶり黒字決算 コロナ禍から回復 運賃値上げ効果も
ことでん高松琴平電気鉄道は2023年度の決算を発表し、コロナ禍前以来4年ぶりの黒字となりました。
(植田俊也社長)「コロナ禍前までには戻っていませんが、なんとか通常の経営状態に戻ってきつつあるので、非常に安どしている部分はある。」
ことでんが発表した昨年度の決算によりますと、コロナ禍からの回復や、去年5月の運賃値上げの効果で増収増益し、最終的な利益は3億9700万円となりました。黒字決算となったのは、コロナ禍前の2019年度以来、4年ぶりです。
また路線別の収支では、琴平線と長尾線で黒字を維持した一方、志度線は引き続き赤字となりました。植田社長は、琴平線や長尾線の人口が増えているエリアで利益を増やし、3路線の維持に努めるとしています。