岡山県に宿泊した外国人　3か月単位では初めてコロナ禍前を上回る

　1月から3月にかけ岡山県に宿泊した外国人は、3か月単位では初めてコロナ禍前を上回りました。

　岡山県は、観光庁の宿泊旅行に関する統計を元に、県内の状況を3か月ごとに発表しています。それによりますと、今年1月から3月にかけて県内に宿泊した外国人の数は、のべ10万4740人となっています。

　2019年の同じ時期と比べて1万人余り増え、3か月単位では初めてコロナ禍前の人数を上回りました。国別では直行便のある台湾や中国などが6割以上を占め、欧米の宿泊者も増加しています。

　新型コロナの5類移行後、東京や大阪など都市圏に集中していたインバウンドが地方に流れつつあり、岡山にも波及した形です。