2031年度以降の運転開始へ 四国電力が坂出火力発電所に5号機を建設
四国電力は坂出市にある坂出火力発電所に新たに5号機を建設する計画を明らかにしました。
効率の高い発電方式で二酸化炭素の排出量の削減を目指します。
四国電力が新しく建設を計画しているのは坂出火力発電所の5号機です。
きのう、国や県などに環境に配慮すべき事項をまとめた書類を提出しました。
5号機には二酸化炭素の排出量が少ないLNG=液化天然ガスを使い、
ガスタービンと蒸気タービンを組み合わせた「コンバインドサイクル」方式を採用。
同じ方式の1、2号機より二酸化炭素の排出量は1割程度削減される見込みだということです。
出力は県内最大の60万キロワット級で、2031年度以降の運転開始を予定しています。
四国電力では坂出火力3、4号機など運転開始から50年以上経過した発電施設がありますが、
5号機と交代する施設は現時点で「未定」としています。
最終更新日:2025年2月4日 17:27