国内初…外国人社員がバス特定技能 合格
新たな在留資格を生かした国内で初めての外国人運転手の誕生で担い手不足の解消に繋がるか、
注目です。
岡山市に本社を置く両備グループのインドネシア出身の社員がこのほど、バスの特定技能に
合格しました。
「特定技能1号」のバスの試験に合格したのは、インドネシア出身のイユスさん、40歳です。
「特定技能」は在留資格の一つで、人材が不足する分野で一定の技術や経験を持つ外国人労働者を
受け入れる制度です。
政府は、去年3月業種に自動車運送業を追加し、最大2万4500人の受け入れを目指しています。
2013年に来日したイユスさん。
運転手を目指すため、去年6月から両備グループの東京の観光バス会社で働いています。
去年12月に初めて行われた特定技能のバスの試験で国内初の合格者となりました。
将来は、母国の旅行客を乗せ、岡山を案内したいと意気込むイユスさん。
両備グループは、在留資格の切り替えが完了し運転技術が身に付き次第来年度中にデビューできればと
してます。