”アマモ場” 再生へ 小学生が苗植え
「海のゆりかご」と呼ばれ魚が住みやすい環境を作る海草、「アマモ」の再生に取り組もうと
岡山県備前市の小学生が苗植えを行ないました。
日生東小学校の4年生19人が訪れたのは地元、日生町の海岸です。
持ってきたペットボトルには3か月かけて種から育てたアマモの苗。
それを干潮で潮の引いた海岸に穴を掘って丁寧に植えていきました。
アマモは魚の産卵場所や棲み家にもなる海草です。しかし生活排水などの影響で年々減少しているため、地元漁業者などが40年ほど前から再生活動に取り組んでいます。
このあと児童たちは手分けして海岸に流れ着いたペットボトルなどのゴミを拾いました。
備前市や漁協では県外からの修学旅行生の受け入れなども通じて、
海の環境を守る学習を続けるとしています。
最終更新日:2025年2月3日 18:09