クルーズ船の四国寄港増やそう 高松市で初会議
四国にクルーズ船の寄港を増やそうと受け入れ環境の整備や観光の振興を目指す初めての会議がきょう
高松市で開かれました。
四国地方整備局が初めて開いた会議には、四国4県でクルーズ船の誘致などを担当する行政や観光団体の関係者およそ60人が参加しました。
この中で、国の担当者は寄港するクルーズ船のサイズやクラスが多様化しているとしたうえで
オーバーツーリズムの対応として港周辺での周遊促進や二次交通の強化の必要性を強調しました。
このほか船の運航会社の担当者も講演し、地域創生への取り組みの紹介や魅力あるコンテンツの
開発などを提案しました。
国はことしクルーズ船で訪れる外国人客数をコロナ禍前のピーク水準の250万人まで回復させる
ことなどを目指しています。
四国ではクルーズ船がおととし1年間に香川県の20回を含め4県で過去最多の109回寄港。
香川県によりますとことし1年間の高松港への寄港は予約の段階で28回と過去最多となる見通しです。
最終更新日:2025年2月4日 19:26