四国電力 第3四半期決算発表 電力販売は増加も純利益は前年度より減益
四国電力は今年度第3四半期の決算を発表し、夏の冷房需要の増加などで電力販売は増加した一方、純利益は前年度より減益となりました。
四国電力が発表した、去年4月から先月までの連結決算によりますと、電力販売は去年夏の猛暑による冷房需要などで前年に比べ15テン7パーセント増えました。
売上高は前の年度の同じ時期と比べ、398億円増収の6179億円となった一方、グループ全体の最終的な儲けを示す純利益は495億円。67億円の減益となりました。燃料費調整額の減少に伴う収入単価の低下などを、主な理由に挙げています。
また、今月の使用分から国の支援に基づく負担軽減措置が始まっていて、一般家庭を含む低圧供給は今年3月分まで、燃料費調整単価から1キロワットアワーあたり2.5円が割り引かれます。
宮本社長は春闘を前に、物価上昇や優秀な人材の確保に向け、賃上げにも前向きな姿勢を見せています。
最終更新日:2025年1月29日 19:08