「肝炎や性感染症の早期発見へ検査を」学生などが意見交換
ガンにもつながる肝炎や、20代を中心に増えている性感染症。香川県は、早期発見のための検査を推進しようと、県内の大学生と意見を交わしました。
香川大学医学部キャンパスに集まったのは、県内の大学生10人です。肝炎と性感染症の予防啓発を目指し県が開いたこのイベントには、モデルの香川沙耶さんと、岡山市出身でアメリカ在住のダンサーMaasaさんが参加しました。
香川県内の肝炎の検査受診数は全国で下から4番目と低く、参加者は検査の受診を勧めるキャッチコピーと、効果的なPRの方法について意見を交わしました。また性感染症の内、梅毒は20代の患者が最も多く、女性も増えているということです。学生から出されたアイデアは、SNSの広告や検査の申し込みができる二次元コードの配布などで、今後、県の啓発活動で採用される予定です。