インバウンド獲得へ タイの旅行代理店を招いたツアー 関西万博など見据え 岡山県
大阪・関西万博などを見据え、インバウンド客をさらに取り込もうと、タイの旅行代理店を岡山県に招いたツアーが9日から始まりました。
初日の9日、赤磐市の観光農園を訪れたのは、タイの旅行会社の企画担当者4人です。ファムツアーは、来年の大阪・関西万博や瀬戸内国際芸術祭の開催を見据え、岡山県の認知度向上とインバウンド客の周遊促進を図ろうと企画されました。
タイの担当者は、旬を迎えたシャインマスカットを試食し価格や味の特徴を確認したあと、食べ放題企画が可能かなど、旅行企画としての情報も収集しました。
去年1年間、県内で宿泊したタイからの観光客は、延べ5230人とコロナ禍前の水準に戻りつつあります。さらにタイは県が成長市場として位置づけ、現地で観光プロモーションを行うなど、結びつきも強めています。
このため県は、12日まで県内の観光施設などを巡るツアーを商品化に繋げたい考えです。