山中での傷病者搬送訓練 岡山県の防災ヘリとドクターヘリが連携
岡山県笠岡市で、県の防災ヘリとドクターヘリを使った山中での急病人の搬送訓練が行われました。
笠岡地区の消防や県の航空隊など39人が参加した訓練は、登山道で2人の急病人が発生した想定で始まりました。
訓練では始めに防災ヘリが現場上空へ急行し、急病人を吊り上げて救助したあと、ドクターヘリが待機している地点へ向かいます。そして待機地点に着陸後、急病人はドクターヘリの医師に引き継がれ、症状の軽い患者を救急車で、重い患者をドクターヘリで搬送しました。
訓練のポイントは2機のヘリコプターの連携で、参加者達は災害時だけでなく、様々なケースを想定しながら情報共有を密にすることを確認しました。笠岡地区の消防本部によりますと、県の航空隊やドクターヘリと三者で訓練を行うのは初めてで、今回得たノウハウを若手隊員を中心に伝える考えです。
最終更新日:2024年12月26日 18:59