チャットGPT開発の米オープンAI、営利企業が経営主導の体制に変更の方針
チャットGPTを開発したアメリカのオープンAIは27日、新たな営利企業が経営を主導する体制に変更する方針を示しました。高度なAI開発への巨額の資金調達を狙ったものです。
チャットGPTを開発したオープンAIは現在、安全なAI開発を目指し、非営利法人が営利部門の子会社を監督しています。
オープンAIは27日の発表で「想像していたよりも多くの資金を調達する必要がある」として、非営利法人に代わって、営利子会社の公益性を高め、新たな営利企業として事業の方向を主導する方針を明らかにしました。
これによって、株主や関係者の利益と公益性のバランスを取りながら、競合他社と同様の資金調達が可能になるとしています。
また、非営利法人は存続させ、医療・教育・科学などの分野で慈善活動を続けるということです。