米メディア大手が「チャットGPT」開発のオープンAIと提携発表
ウォール・ストリート・ジャーナルなどを傘下に持つアメリカのメディア大手は22日、「チャットGPT」を開発したオープンAIとの提携を発表しました。
アメリカのメディア大手ニューズ・コーポレーションは22日、オープンAIにニュースコンテンツを提供する複数年の契約を結んだと発表しました。
今後、ニューズ・コーポレーションの傘下にあるウォール・ストリート・ジャーナルやニューヨーク・ポストの記事などをAIが学習し、チャットGPTでのユーザーの質問に対して、記事を引用した回答をするようになるということです。
今回の提携について詳細は明らかにされていませんが、ウォール・ストリート・ジャーナルは、契約は5年間で2億5000万ドル、日本円で390億円以上と伝えています。
オープンAIはアメリカのAP通信やイギリスのフィナンシャル・タイムズとも契約するなど、立て続けに大手メディアと提携しています。