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瀬戸内市 工場建設予定の企業と協定締結 大型物流拠点誕生で地域活性化めざす

2024年11月14日 18:42
瀬戸内市 工場建設予定の企業と協定締結 大型物流拠点誕生で地域活性化めざす

 岡山県瀬戸内市は今日(14日)、地元に大規模な物流工場の建設を控える生活用品大手の企業と、雇用などに関する協定を結びました。

 瀬戸内市が協定を結んだのは、宮城県仙台市に本社を置く、家電や生活用品などの製造を手掛けるアイリスオーヤマです。協定では、地元の雇用や産業の振興、防災の活動などに取り組む事を盛り込んでいます。

 工場は、およそ200億円かけて、瀬戸内市長船町の産業団地に整備されます。敷地面積はおよそ6万平方メートルです。周辺に国道2号や山陽自動車道が通り、交通網が充実しています。アクセスの良さに目を付けた企業は、京阪神や四国を含めた物流の拠点として進出を決めました。

 3年前に立地を表明した際、家電の製造も打ち出しましたが、防災の観点や海外の需要を踏まえ、パックご飯を製造する方針に切り替えたということです。また、従業員は200人を予定し、この内160人は地元の人を中心に雇用します。

 建設は来年始まり、物流と製造ラインの整備や運用を進めつつ、2029年の完成を目指すとしています。

最終更新日:2024年11月14日 18:42