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放火容疑で元住人の男を逮捕 高松市で空き家が全焼した火事で

2024年11月18日 18:53
放火容疑で元住人の男を逮捕 高松市で空き家が全焼した火事で

 今年6月、高松市で木造2階建ての空き家1棟が全焼するなどした火事で、警察はこの住宅に火を付けたとして、元住人の50代の男を今日(18日)逮捕しました。

 逮捕されたのは高松市田村町の自称政治家、乾博基容疑者58歳です。

 警察によりますと乾容疑者は今年6月10日早朝、高松市三条町の住宅街で、自身が管理する木造2階建ての住宅に何らかの方法で火をつけ、延べ床面積100平方メートル余りを全焼させた疑いです。この火事で隣接する住宅3棟で壁が焦げるなどしましたが、ケガ人はいませんでした。

 火元となった住宅は当時、空き家でしたが、防犯カメラなどの捜査から、今年5月までこの家に住んでいた乾容疑者が事件当時も出入りしていたことがわかり、放火に関与した疑いが強まったとして、今日、逮捕しました。

 調べに対し、乾容疑者は「違います」と容疑を否認しているということです。警察が事件のいきさつや動機などを詳しく調べています。

最終更新日:2024年11月18日 18:53