警察嘱託犬の審査会 一般家庭の犬が犯罪捜査などに協力
一般家庭で飼われている犬が犯罪捜査などに協力する警察嘱託犬の審査会が、今日(8日)、岡山県総社市で行われました。
警察嘱託犬は、警察からの要請を受けて、行方不明者の捜索や犯罪捜査を行います。審査会にはゴールデン・レトリーバーなど20頭が参加し、指導者の指示通りに動けるかを見極める審査の他、基本的な動作やしつけを確認する「服従」。それに、記憶した臭いと同じ臭いを選ぶ「判別」などが行われ、参加した20頭が、日頃の訓練の成果を披露しました。
県警の鑑識課によりますと去年(2023年)1年間、県内の警察嘱託犬は58回出動し、その内2件で行方不明者の発見や、行動経路の確認に結びついたということです。審査会の結果は来月(12月)に発表され、合格した犬は来年(2025年)1月から任務にあたります。
最終更新日:2024年11月8日 16:04