道路陥没事故受け　「下水道監視徹底を」　香川県知事

先月、埼玉県で発生した道路陥没事故を受けて香川県の池田知事は県の下水道を管理する公社に
監視の徹底を指示したことを明らかにしました。

先月28日、埼玉県八潮市で発生した道路陥没事故では地下を通る下水道管が腐食し破裂したことが
原因とみられています。

事故を受け国土交通省は直径が2メートル以上で最大30万トン以上を処理できる処理場に接続している
下水道管の緊急点検を要請していました。
県内には緊急点検の対象となる下水道管は無いということです。

きょうの定例会見で池田知事は県が管理する下水道管では5年に1度の法定検査を昨年度に
終えていることから「新たな点検の予定はない」としました。

また2017年度におこなった全体の検査で劣化が1か所見つかりましたが、
すでに対策が完了しているということです。

そのうえで県が管理する下水処理場で流入量の異常などの監視を徹底するようけさ、
県の下水道公社に指示したことを明らかにしました。

流域には坂出市や善通寺市など3市5町にわたっています。