トヨタの技術者チームが開発 5000メートル上空まで揚げて発電する凧とは 親子凧あげ会場で披露
湖西市で26日開かれた親子たこあげ大会の会場で、トヨタ自動車の技術者が開発したカイトの実演が行われました。
快晴の湖西運動公園には98組の親子連れが集まり、まずは凧作りから挑戦。お父さんお母さんの手を借りて、障子紙に竹ひごを貼り付けて糸を付けて、完成させると、グラウンドでたこを揚げていきました。
そして、トヨタ自動車のマザーシップグループが開発中のカイトが紹介され、デモンストレーションとして高さ80メートルまで揚げられました。このカイトは、偏西風を利用して発電をしたり、通信や気象用の基地局として活用を見込んでいるもので、ことし4月に、高度5000メートルまで揚げて、実際にチャレンジする計画です。
訪れた人たちは、空に静かに浮かぶカイトを見上げ、感心しているようでした。
最終更新日:2025年1月27日 12:13