全国的な編み物ブームは静岡でも。大手100円ショップの毛糸売り場に異変、次なるブーム到来！？毛糸を使った新たなクラフト「タフティング」とは…

県内の100円ショップでいま、ある異変が・・・

（100円ショップ店長）
「こちらが毛糸売り場でございます。」

広いスペースを使って大きく展開している毛糸コーナーですがその棚はなぜかスカスカの状態…

（100円ショップ店長）
ショップ店長）「入ったらすぐに売り切れてしまう状態今この状態に…」

実は今、空前の編み物ブームが到来していてSNSでは編み物関連の写真や動画がずらり。
そのため多くの毛糸売り場が品薄状態になっているのです。
しかし、なぜ今、編み物ブームなのでしょうか？
さらに、毛糸を使った新たなハンドメイドの世界「タフティング」とは。

（澤井志帆アナ）
「おおおおおおおおおおおすごい」

きょうのエブリライフは…空前の編み物ブームが到来！人々が夢中になるそのワケと毛糸で新体験！「タフティング」の魅力を調査しました。

県内に82店舗を展開する100ショップ『セリア』
その毛糸売り場はどの店舗もご覧の状態…
全国的に毛糸の品薄状況が続いているといいます。

（100円ショップ店長）
「2024年の春ごろから売り上げが伸びてきて一昨年の12月と去年の12月で1.7倍に増えています。入ったらすぐに売り切れてしまう状態。」

これまで編み物と言えば子どもや家族のためにマフラーやセーターを編むというイメージがありましたが…

（100円ショップ店長）
「最近は若い方がSNSの影響で買われる方が多いです。韓国アイドルの方がアップしてそれを見て自分も作ってみようというのから」

空前のブームとなったきっかけは韓国アイドルが編み物を楽しむ姿が話題となったことで、SNSでは作品などの写真や動画がずらり。
さらに最近では単色の毛糸だけでなく、色が混ざったカラフルなものやふわふわした質感のものも多くセーターやマフラーだけでなく、帽子やバッグなどオシャレで‟映え”る小物が初心者でも作れると若者の心をつかんでいます。
また編み物に必要な編み棒やかぎ針などが100円ショップで気軽に揃えられるのもこのブームを後押ししているようです。

そんな今、大ブームとなっている編み物ですが、同じ毛糸を使った新たな楽しみ方が話題に…
それが「タフティング」
一体どのようなものなのでしょうか。体験ができるという店に行ってみると…

（澤井志帆アナ）
「カラフルな毛糸がたくさん並んでいますね、タフティングって何ですか？」

（宮島オーナー）「ハンドミシンのようなこのタフティングガンを使って描いていく刺繍と編み物のハイブリット」

タフティングとは元々カーペットなどの製造で使われていた技術の一つで、タフティングガンという道具を使いベースとなる布に毛糸を打ち込んで絵や模様を描くことができます。
クッションカバーやラグなど、個性的で温かみのあるアイテムが作れると人気を集めています。
こちらの店ではワークショップの他店舗などで使う大きなラグのオーダーメイドも可能です。

（澤井志帆アナ）
「分厚くてふかふかしてますね色々な形で作れるんですねおもしろそう」

ということでまずはデザインから。
丸いクッションを作るという澤井さんはかわいらしい花柄模様にしたようです。
続いて描いたデザインをフレームに貼った布にプロジェクターで投影し書き写していきます。
そして、どんな配色にするか100色ほどある毛糸から考えていきますが…

（澤井志帆アナ）
「待ってこれ本当に選べないです全部かわいい」

色を決めたら、タフティングガンに糸を通しまずは練習から。

（澤井志帆アナ）
「電源入れてぐっとさしておおおおおおおおおおおおお」

最初は失敗してしまいましたが徐々にコツをつかんでいきいよいよ本番です

（宮島オーナー）
「飲み込み早い」

（澤井志帆アナ）
「楽しい～」

これは裏側から打ち込んでいる状態になるため表側を見てみると…次々と毛糸が布に植え付けられている様子がわかります。
30分ほどで1つの花が完成！その出来栄えは？

（澤井志帆アナ）
「わ～すごいカワイイ！！こんな風になってたんですね意外と完成度高かった」

そして開始から2時間…

（澤井志帆アナ）
「わーすごいカワイイわれながら上手に出来ました感動してます。」

最後はプロがきれいに整えてくれて…
出来上がりはこちら！まるで商品かと思うぐらいの完成度！！初めてでもこんな素敵な作品が作れるのも大きな魅力です

（澤井志帆アナ）
「この春、新しいことを何か始めたいという方が多いと思うんですけどこのタフティングおすすめですね」

（宮島オーナー）
「ぜひ皆さんにやってもらいたい 楽しかったですよね」

（澤井志帆アナ）
「楽しかったです。またやりに来たいです。」