いまが１年でいちばんの“かき入れどき”。

おもちゃ商戦がピークです。

今年のトレンドは「デジタル」そして「大人数」。

年々進化し、時代を反映するおもちゃの最新事情に迫ります。

５０台のミニカーが駐車でき、しかも一斉に走行できるトミカスライダーパーキングに…

４０年近くにわたり変わらぬ人気のシルバニアファミリー。

札幌市東区のおもちゃ店には子ども用のおもちゃがずらりと並びます。

（青柳記者）「クリスマスまであと２週間です。ご覧のように店内にはたくさんの人たちが集まっています」

ことしも人気は“デジタル”。

特に本物のパソコンのようなおもちゃは、年々機能性がアップしていて、こちらは文字を打ち込むと画面上でやりとりができるといいます。

（買い物客）「タブレットとかそういうのはテレビとかで見たことあって。でもまだ３歳なのでどうかなって」

（買い物客）「孫のクリスマスプレゼントを見ようかなと思って来ました。できればこういう室内で、冬になるので遊べるものがいいかなと思って見に来たんですけど」

９０年代後半に一大ブームを巻き起こした“たまごっち”。

今年再び大ブームの兆しが。

そのワケも“デジタル”です。

たまごっち史上初めてＷｉｆｉが内臓され、インターネットにつなげると新たなアイテムをダウンロードできるのです。

また、定番の「人生ゲーム」は、マス目にＳＮＳやサブスクといった「いま」を反映する言葉が並んでいます。

マス目をつなげることで長時間遊ぶことができ、ことしはコロナも５類に移行し、大人数で集まる機会が増える年末年始用として買い求める人も多いといいます。

（日本トイザらス　札幌店　山本佳孝副店長）「デジタル系のおもちゃもたくさん入荷していまして、キャラクターのパソコンが非常に好調に動いていますし、それ以外にもＳＮＳに簡単にアップできるバズキャムという商品も先週発売されまして、非常に好調に動いております」

年々進化を続けているおもちゃ。

「クリスマスプレゼント」は時代を映す鏡といえそうです。