すすきのホテル殺人父親裁判 母・浩子被告が供述内容否定 父・修被告は娘・瑠奈被告について…
親子3人が逮捕・起訴されたすすきののホテル殺人事件で、父親の7回目の裁判員裁判が開かれました。
証人として母親が出廷し、取り調べ時の供述などについて弁護側の尋問が続きました。
起訴状によりますと、田村修被告はおととし、のこぎりなどを購入し、娘の瑠奈被告に提供。
瑠奈被告を事件当日に車で送迎するなどした罪に問われています。
裁判は瑠奈被告の殺害計画をいつ知ったのかが争点です。
検察は、浩子被告が購入したエタノールについて、逮捕前の取り調べに「娘の計画に必要だから買った」と供述したと主張していました。
これに対し、きょう(2025年2月4日)の証人尋問で、浩子被告は弁護人と取り調べ時の録画を確認した結果、そのような趣旨の発言はしていなかったと主張しました。
午後には弁護側の被告人質問が行われ、修被告は事件について瑠奈被告が「『首を拾っただけなのにどうして外に出られないのか』と言っていると聞いています」などと証言しました。
修被告は無罪を主張していて、裁判はあす(2025年2月5日)も開かれます。