北海道で進化系クロワッサンが流行中 味も形も様々に パンの人気メニューが時代に合わせて変化
パンの中でも人気メニューのひとつが「クロワッサン」。
最近では時代に合わせて味や形が変化しているようです。
いま流行りの進化系クロワッサン、一体どんなものなのでしょうか?
ウィンナーが入ったボリューム満点のパンに、リボンのような見た目をした可愛らしいパン。
フルーツが乗った色とりどりのものまでー
実はこれら全てクロワッサンなんです!
北海道旭川市にあるパン店「みんなの大パン」。
8年前にオープンしたこのお店の人気メニューは、なんといってもクロワッサンです!
毎日完売する勢いでお客さんが買っていくということですが、そこには秘訣があるといいます。
(みんなの大パン 桐生大輔専務取締役)「バターの生地の織り込んでいく形を色々変えています。食べたときの風味だったり食感を出すために、織り込みの仕方は変えていますね」
クロワッサンといえば三日月の形をしたものが一般的ですが、こちらのお店では食感にこだわって研究を続けた結果、進化を遂げてこれまでとは形の違う「進化形」クロワッサンが出来たということです。
お客さんもその珍しさについつい買っていました。
(お客さん)「見た目がなんか変わっていますね。ボリュームもあるし良いかなと思って。初めて食べるんですけど」
(お客さん)「クリームチーズっていうのも中々ないなと思って、ちょっと買おうかと」
おいしさも見た目も時代に合わせ進化し続けるクロワッサン。
札幌ではこんな「進化形」クロワッサンのお店もー
(マルヤマベーグルLOOP 安田愛華さん)「外側がクロワッサンのサクサク部分でして、中がベーグルのモチモチ生地になっております、クロワッサンベーグルになります」
札幌市中央区に今年1月にオープンしたばかりの「マルヤマベーグルLOOP」。
ここは道東の中標津町にある牧場が出店しました。
道内初となる、生地はクロワッサン・形はベーグルのクロワッサンベーグルの専門店です。
元々は韓国で流行りだしたもので、こちらのお店では自社牧場の牛乳で作ったクリームチーズを付けて食べるのがおすすめだということです。
例えばプレーンのクロワッサンベーグルとレモンカードのさっぱりとした組み合わせや、チョコレートとブルーベリー。
そしてトマト&ハーブとオニオンガーリックなど、様々な組み合わせで楽しむことができます。
(阿部記者)「名前の通り、クロワッサンのサクサク感とベーグルのもっちり感、2つの食感があります。ここにクリームチーズを付けて食べる食べ方も面白いですね」
進化形クロワッサンにお客さんも興味津々です。
(お客さん)「最初ベーグルを買いに行くって頭で来ていて、よく聞いたらクロワッサンがそこに追加されていて、ちょっと楽しみ」
(お客さん)「レモンのクリームチーズと塩バターが食べたいです」
数あるパンの中でも人気を獲得し続けているクロワッサンは、時代に合わせて味や見た目までも進化しているようです。