3月からまた値上げ 冷凍食品にレトルトカレー…お馴染みのアイスも 物流コスト上昇が要因
来月1日からまた、食品メーカーの値上げラッシュがやってきます。
背景にあるのは「物流コスト」の上昇です。
家計への影響を避けるため、消費者の試行錯誤も続いています。
記者が食べているのは、子どもたちに大人気の「ガリガリ君」です!
(青柳記者)「寒くてもおいしいガリガリ君ですが、来月から値上げします。懐が冷たくなる3月になりそうです」
札幌市東区のスーパーです。
企業努力でお手頃価格の商品を提供していますが、メーカーは来月から相次いで希望小売価格を値上げします。
ガリガリ君は76円から86円に値上げします。
メーカーによると、値上げは8年ぶりだということです。
レトルトカレーの代名詞「ボンカレーゴールド」も2年ぶりに16円値上げ。
手軽に本格的なコーヒーを楽しめる「マウントレーニア」は税別で10円の値上げです。
値上げの主な理由は、人手不足による物流コストの上昇や急速な円安による原材料費の高騰などです。
中でも家庭を直撃しそうなのがー
(青柳記者)「こちらの冷凍食品のコーナーも一部値上がりとなります」
冷凍食品大手の「ニチレイフーズ」は、家庭用冷凍食品を1%から6%値上げすると発表しています。
家計への負担を減らすため、皆さん試行錯誤をしていました。
(買い物客)「安いときにまとめ買いして冷凍庫に入れています」
(買い物客)「冷凍食品ばかりではなく(食材を)混ぜて量を増やしています」
スーパーでは少しでも価格を抑えるため、仕入れの方法を工夫しています。
(丸コ マルコストアー 滝沢翔太常務)「ある程度仕入れを増やして大量仕入れによるコストダウンによる販売などの努力をしています」
またもややってくる値上げラッシュ。
家計への影響を避けるため、小売店や消費者の試行錯誤が続きます。