北海道・道北の苫前沖で２０２５年２月１６日に発生したホタテ漁船の転覆事故で、国の運輸安全委員会が現地に調査官を派遣することを決めたことが分かりました。

行方不明となっている乗組員２人の捜索は続いていますが、見つかっていません。

行方不明となっているのは「第二十八三宝丸」の乗組員・堀井直樹さんと金野仁泰さんです。

「第二十八三宝丸」は１６日午後３時ごろ、苫前漁港から西におよそ１０キロの沖合で転覆しました。

この事故を受けて、国の運輸安全委員会は函館事務所の調査官を派遣することを決めました。

船が引き上げられてから日程を調整するということです。

留萌海上保安部は、夜通しで捜索を行っている巡視船２隻のほかに、１８日朝から巡視艇１隻と航空機１機を加えて現場海域を捜索していますが、これまでに行方不明の２人は見つかっていません。