「お客さんを笑顔に」バレエ国際コンクール1位の山田優七さん “人一倍トレーニング”札幌の中学生
ニューヨークで開かれた国際的なコンクールで1位になった、札幌市に住む山田優七さん。
帰国後、STVの取材に「お客さんが笑顔になれるようなダンサーになりたい」と新たな目標を語ってくれました。
スタジオで優雅に踊るのは、札幌市に住む山田優七さん、中学1年生です。
優七さんは先週、ある快挙を成し遂げました。
ニューヨークで行われたバレエコンクール「ユース・アメリカ・グランプリ」。
9歳~11歳(1月1日時点)を対象にしたプリコンペティティブ部門クラシックで見事、女性1位を獲得したのです。
(山田優七さん)「今までの努力がかなった。成果が出たのがすごくうれしい」
帰国後も練習に励む優七さんは、レッスンに週5回通い、休みの日も自主練を欠かしません。
(友人)「元気で面白い。明るいムードメーカー。筋トレとかエクササイズとか当たり前にやっていてすごいなと」
(山田優七さん)「改めて言われると恥ずかしい」
普段は柔らかな表情ですがー
踊りが始まると一転してバレリーナの顔つきに・・・
繊細な手足の動きに加え、表現力豊かな表情も優七さんの強みとなっています。
そしてもう1つがー
膝が奥に入り反対に沿った脚。
バレエでは美しいとされています。
しかし、バランスがとりづらくけがをしやすいため、人一倍トレーニングをしていると言います。
(講師 小林絹恵さん)「発表会前とかコンクール前は頑張るけどそれ以外はちょっとという生徒が多いんですけど、ずっと当たり前のように毎日トレーニングして、レッスンもまじめに姿勢が変わらないところが一番すごいところだなと思います」
9月にモナコにあるバレエ学校に留学するという優七さん。
今後の目標を聞いてみるとー
(山田優七さん)「ひたすら努力を今までの様に続けるのが私の目標です。お客さんが笑顔になれるようなダンサーになりたいと思います」
日々の努力が実を結んだ優七さん。
観てくれる人を笑顔にするバレリーナへ。
これからも着実に歩みをすすめていきます。