コンビニで使用した食用油 空港を走る作業車の燃料に活用 CO2削減へ 北海道・新千歳空港
日本航空とセコマなど4社は、コンビニエンスストアの調理で使用した食用油を原料とした燃料を、新千歳空港内の作業車に活用することを発表しました。
お披露目されたのは、飛行機に積み込むコンテナなどを移動させる、トーイングトラクターという作業車です。
コンビニのセイコーマートで使用した食用油を原料としたバイオディーゼル燃料を、空港内の作業車両に活用しています。
(日本航空 林浩一北海道支社長)「できるだけ(バイオディーゼル燃料の)比率を高めて、循環型社会に近づけていくことになれば」
バイオディーゼル燃料を使った作業車は、先月15日から11台が通年運用を開始していて、年間でおよそ54トンのCO2排出量を削減できるということです。