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判明「32年間未点検」地下鉄さっぽろ駅で落下のガラス製「防煙垂壁」ルールもなし 札幌市

2024年11月21日 11:15
判明「32年間未点検」地下鉄さっぽろ駅で落下のガラス製「防煙垂壁」ルールもなし 札幌市

2024年11月4日、札幌市営地下鉄・南北線のさっぽろ駅で、ホームの天井からガラスが落下した事故で、札幌市交通局によりますと、落下したガラス製の壁について、設置から32年間、一度も点検していなかったことがわかりました。

南北線のさっぽろ駅ホームでは4日、駅ホームの天井から吊り下げられているガラス製の「防煙垂壁」が落下し、およそ1時間半にわたって一部区間で運転を見合わせていました。

札幌市交通局によりますと、地下鉄駅すべての「防煙垂壁」を設置から一度も点検したことがなく、今回落下した南北線さっぽろ駅の「防煙垂壁」についても、設置した1992年からの32年間、未点検であったことが新たに分かりました。

「防煙垂壁」の点検はルール化されていなかったということで、交通局はルールの見直しや安全な素材への変更を検討するということです。

最終更新日:2024年11月21日 12:38