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クマ出没相次ぐ名寄市で緊急対策会議 15件の目撃情報 今後クマ確認のためドローン導入も検討

2024年4月30日 11:19
クマ出没相次ぐ名寄市で緊急対策会議 15件の目撃情報 今後クマ確認のためドローン導入も検討

今月からクマの出没が相次いでいる北海道名寄市で、警察署や周辺自治体がクマ対策緊急会議を開いています。

(名寄警察署 米村和信署長)「アーバンベア、市街地に出てくるクマはしっかり対応しなければ住民を守れない」

クマ対策緊急会議では、クマの目撃情報があったときの警察と自治体の連携のとり方について話し合われています。

名寄市内では今月に入りクマの出没が相次いでいて、18日には名寄市の高校付近でクマの目撃が相次ぎ、翌日同じ個体とみられる1頭が駆除されたほか、25日には観光客の男性がクマ2頭に遭遇し、顔面を蹴って撃退するなどクマによる被害が発生しています。

名寄市や周辺自治体では先月26日以降、すでに15件のクマの目撃情報があり、今後はドローンを使ってクマの位置を確認する方法の導入なども検討しているということです。