【検証】自動車販売店全焼…原因「静電気がガソリンに引火」か 改めてガソリンの扱い方を考える
先週(2024年12月6日)、札幌市東区の自動車販売店が全焼した火事で、店舗内の整備工場で発生した静電気が、ガソリンに引火したことが火が出た原因とみられています。
店舗からオレンジ色の炎が噴き出し、炎の中では車も燃えています。
大きな爆発音も繰り返し聞こえていました。
札幌市東区北25条東15丁目で6日、ホンダカーズ南札幌元町駅前店が燃える火事がありました。
店舗は全焼し置かれていた車11台が焼損。
当時、客3人と従業員11人がいましたがけが人はいませんでした。
(石黒記者)「火災から3日がたった現在も、辺りは焦げ臭いにおいがしています。そして警察によりますと店舗内にある整備工場が火元だということです」
会社によりますと、従業員が車にガソリンをいれる作業中に、携行缶からガソリンをプラスチック容器に移し替えて運んでいた時に静電気が発生し、ガソリンに引火したとみられています。
これは灯油ストーブに誤ってガソリンを入れたときの実験動画です。
火が勢いよく吹き出しすぐにストーブを覆いつくすほど激しく燃えだしました。
揮発性が高く引火するとすぐに燃え上るガソリン。
取り扱いには細心の注意が求められます。
ホンダカーズ南札幌は「お騒がせする事態を招き責任を感じている。今後はルールの再確認と再発防止に努めたい」とコメントしています。