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「競争は厳しい」人材確保のため初任給をアップ 大企業と中小企業で格差広がる 北海道

2024年4月3日 18:44
「競争は厳しい」人材確保のため初任給をアップ 大企業と中小企業で格差広がる 北海道

新入社員を迎える季節ですが、人材確保のため北海道でも初任給の大幅な引き上げが相次いでいます。

一方で大企業と中小企業で格差が広がっているようです。

手のひらに絵の具を塗って手形を押す、これから働く決意を込めた「手形の契り」。

総合リゾート運営会社・星野リゾートの入社式の名物行事です。

星野リゾートが北海道で入社式を行うのは初めてで、4月入社の社員が旭川のホテルに集まりました。

(星野リゾート 星野佳路代表)「皆さん1人1人に対して、何かあったときに必要なサポートをする。これが私たちのコミットメントでなければならない」

旅行需要の回復が見込まれるなか、星野リゾートでは大卒社員の初任給を2万5200円アップの24万円に引き上げました。

初任給引き上げの効果なのか、ことしは過去最多の1050人が4回に分けて入社する予定です。

(新入社員)「初任給のことに対してはもちろんうれしい気持ちはあるのですが、入社年数に関係なく言いたいことが言い合える環境、フラットの文化がある点についてすごくいいと思ったので入社を決めたところであります」

(新入社員)「物価も高騰しているということもあって、そういった部分ではありがたい話かなと思います」

一方、道内ではすでに去年、初任給を引き上げた企業もあります。

ゼネコン道内大手の丸彦渡辺建設には、この春18人が入社し、新入社員研修が始まっていますが、大卒社員の初任給を3万5000円引き上げて22万5900円にしました。

(新入社員)「選択のひとつとして(初任給は)重視していました。新卒はいろいろな所にお金がかかるのでつらいなっていうところがある」

(丸彦渡辺建設 斉藤力人事部長)「当社で内定を出させていただいても、そのあとで競合他社と比べてそっちにしますという学生さんは増えてきています。競争は厳しいです。年々厳しさは増してきている」

中小企業家同友会が道内の中小企業を対象に実施したアンケートでは、大卒の営業職の初任給の引き上げ額は平均5073円です。

初任給を引き上げると回答した企業は23%にとどまっています。

(北海道中小企業家同友会 石戸谷和政副事務局長)「中小(企業)の場合ですと、だいたい1%から2%ぐらいのところが多い。19万から23万ぐらいまでの初任給と」

企業側にとって人材の確保が厳しさを増すなか、新入社員の初任給も企業間で格差が広がっています。

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