すでに強いぞ紫外線!男性用日傘も売れているが…盲点は「目」の対策 専門家も注意呼びかけ
みなさんは対策されているでしょうか?
これからの時期、暑さとともに注意が必要なのが紫外線です。
専門家は、対策を怠ると目の病気になる可能性もあるため、注意を呼びかけています。
15日ぶりの夏日になった北海道内。(2024年6月7日)
札幌も24.3℃を記録し、日差しの強い1日となりました。
そんな中気になるのが、紫外線です。
みなさん、紫外線対策はしていますか?
(女性)「サングラスと日傘は必ず。若い時より気を付けています」
(記者)「札幌の日差しは強いと感じますか?」
(女性)「感じます。日焼け止めを塗っています」
(記者)「紫外線対策は?」
(男性)「していないです。スポーツをやっていて日焼けに抵抗がなかったので」
あちこちで日傘や帽子をかぶって対策をしていましたが、男性で意識している人は少ないようです。
これは紫外線の強さを月別であらわしたものです。
6月はすでに真夏と変わらないくらい注意が必要で、油断は禁物です。
札幌市内の百貨店では紫外線対策として、およそ400本の日傘が並んでいました。
旅行に来た人も札幌の日差しの強さを警戒しています。
(客)「あす孫たちと円山動物園に行くので、これは日に焼けるぞと思って日傘を」
年々需要が高まってきているという日傘。
ことしはどのようなものが人気なのでしょうか?
(店員)「高いUVカット率、遮光率・遮熱率が高くて、なおかつ軽くてとても使いやすいものとなっています」
一方、購入する客が増え始めているのがー
(百瀬記者)「この百貨店ではことしから男性用の日傘コーナーも作られ、注目が高まっています」
(店員)「男性の方も美容や日焼け、熱中症対策で購入される方もいます。ビジネスシーンでも使いやすいようにシンプルなデザインです」
専門家は、肌への影響はもちろん目にも負担がでてくるため、紫外線対策は続けてほしいと指摘しています。
(ひきち眼科 引地泰一院長)「紫外線が目に到達すると、角膜では角膜の表面の細胞が傷害されて、痛みだったり充血だったりの原因になりますし、水晶体に長年紫外線の影響があると、やがてこの水晶体が濁る白内障という病気を引き起こす。サングラスについては紫外線のカットをする割合が99%あるいは100%カットしていただけるようなそういう素材のものを、日傘についても同様に質の高い物を使っていただきたい」
暑さとともに注意が必要な紫外線。
日傘やサングラス、日焼け止めなど基本的な対策が必要です。