病気の子どもを預かる保育事業 札幌市内5か所に設置 働く保護者をサポート 発症直後も可能
仕事などで子どもの看病ができない保護者をサポートしようと、札幌市は病気にかかった子どもを一時的に預かる保育事業を5つの施設で始めました。
今月から新たな保育事業を始めたのは、札幌市東区の天使病院に併設される施設など市内5か所です。
これまでは子どもがインフルエンザやおたふくかぜなどにかかった場合、症状が落ち着かなければ施設に預けられませんでしたが、5つの施設では発症直後から預けることができます。
対象は生後5か月から小学6年生までで、午後6時まで利用できます。
(保育士 佐久間貴代子さん)「(保護者から)仕事を休めないので安心して預けられたと喜んでもらっています」
札幌市は2026年度までに施設を10か所に増やしたい考えです。