関心ひこうとあの手この手 話を聞けばプレゼント贈呈! 就活解禁…道内最大級の”合説”戦略
3月から本格的にスタートした就職活動。
札幌のプレミストドームでは、道内最大級の合同会社説明会が開催されました。
売り手市場と言われている就職活動ですが、企業が学生に積極的にアピールする姿が多く見られました。
年収やグッズを引き合いに、企業ならではのうたい文句で学生にアピールします。
プレミストドームで3日から始まった、道内最大級の会社説明会です。
3月1日、就職活動が一斉に解禁。
全国から378社が集まりました。
(参加した学生)「地元で働きたいと考えているので、転勤がない企業を探しています」
(参加した学生)「給料がよくて、福利厚生、休みがなるべくたくさんあるところがいいなと」
(山岡記者)「2024年問題で人材不足が深刻化する引っ越し業界ですが、こちらのブースではトートバックを配り、学生を集客しています」
こちらは、パンダのマークがおなじみの「サカイ引越センター」です。
この説明会の参加者はトートバッグをもらえるだけでなく、なんと一次選考が免除になるということです。
(サカイ引越センター 西山海地さん)「人材は確かに不足している状態は事実。勧誘ひとつとっても、学生を一人あずかるというところを大事にしている。まず学生に興味をもってもらうことが大切」
一方、大手金融のみずほ銀行も、参加者にハンドクリームやヘアオイルをプレゼント。
興味を持ってもらおうと、学生が喜ぶプレゼントを若手社員が選んだといいます。
(参加した学生)「ハンドクリームをもらいました」
(参加した学生)「スピーカーをもらいました。(プレゼントを)きっかけに新しいことを知られたのでよかった」
(みずほ銀行 長野賢史さん)「文系や理系だったり、属性に限らず色々な方が興味を持てるフィールドがある。それを知っていただくという、そこにフォーカスをあてて。学生に興味を持っていただくきっかけになればいいな」
企業側が人材不足に直面し、売り手市場といわれるいま、初任給の高さを売りにアピールする企業が増えているといいます。
(マイナビ 原雄一朗さん)「高校生の時にコロナが起きて、能登半島地震や物価高、紛争など未来が予想できないなか、安定した環境で働きたい。初任給に対しても注目度が上がっているのかなというように思っています」
本格的に始まった就職活動。
企業の熱意が学生に伝わり、マッチングはうまくいくのかー
このイベントは5日まで開催されます。