「不用意な雪下ろしは不要」専門家が提言 死亡事故も発生 北海道の建物は頑丈です 北海道
16日までの大雪が落ち着き、雪下ろしをと考えている方はご注意ください。
雪の事故に詳しい専門家は「雪下ろしはほぼ必要ない」と指摘しています。
一体どういう事なのでしょうか。
17日の札幌は3月中旬並みの暖かさとなりましたが、それでも午後3時の積雪は66センチと平年を上回っています。
これだけ雪が多くなると屋根の雪下ろしを考える方もいるかと思いますが、毎年多くの方が事故にあっています。
先週も旭川で雪下ろし中の転落とみられる事故で77歳の男性が亡くなるなど、今シーズンの道内では雪下ろし中の転落などの事故で、15日までに1人が死亡、15人がケガをしています。
こういった状況も考慮して、雪の事故に詳しい北海道科学大学の千葉隆弘教授は、頻繁に雪下ろしをする必要はないと提言しています。
(北海道科学大学 千葉隆弘教授)「不用意な雪下ろしは全く必要ない。必要なのは倒壊の恐れある時。特にドアの開閉が難しくなった時。やってほしくはないが、やるなら複数人か業者にお願いする」